クラリスの製薬会社大正製薬とは

鷲のマークで有名

ラッパのマークの正露丸が有名なように、鷲のマークの大正製薬としてCMを打っているので、大正製薬の名前を知らない人はほとんどいないでしょう。
本社は東京にあり、石井絹治郎が設立します。栄養ドリンクとして有名な「リポビタンD」の製造発売元としても広く知られており、有名です。
ただリポビタンDはその年の気候などによっても売り上げは左右され、気温の暑い年は売り上げが下がるなど、業績に影響のある大黒柱の医薬品です。

元々は、大正製薬所という名前でスタートし、1948年に大正製薬株式会社に名前を変えます。
1955年には鷲のマークを採用し、パブロンを発売、1962年にリポビタンDを発売し、会社の基板とも言える医薬品が揃います。
1978年には、演歌の花道の一社のみの提供会社となります。
クラリスは1991年に発売開始されます。
感染症の薬としては、クラリスの抗生物質をはじめ、ジェニナック、ゾシンなど幅広いラインナップがあります。
その他にも、骨粗しょう症治療薬のボンビバ、糖尿病治療薬のルセフィなどもあります。

スポンサーを努める

会社は多くの番組に提供としてスポンサーとなり、多くの芸能人を広告に採用してきたので、日本で一番なじみ深い製薬会社かもしれません。
この会社のロゴは鷲のマークであり鷲が翼を広げた姿をしています。ロゴが制作した当初は12枚の羽根を持っていました。ロゴには鷲をリアルに描いた「正章」、もう1つ若干デフォルメした「略章」の2つがありました。
しかし2つのロゴは、1976年4月になると統合され、現在の8枚の羽根を持ちデフォルメした顔のマークになります。

業務内容

さいたま市の総合研究所では、OTC医薬品を中心とするセルフメディケーション分野の研究、そして医薬品分野の研究開発をしています。
セルフメディケーション事業は医薬部外品、OTC医薬品、特定保健用食品などの研究開発を行い、有効性や安全性の高い製品を開発し生活のニーズに応え、多くの新製品を世に出しています。
医療用医薬品事業では、感染症、整形外科疾患、精神疾患、代謝性疾患の4分野を重点戦略領域としています。
自社開発に加えて、国内外製薬メーカーや研究機関との共同開発プロジェクトも進めており、開発パイプラインの充実に努めます。

大正製薬では、製品の大部分を卸を介さない直接販売体制を取り、薬局や薬店に薬を届けています。
店舗責任者や薬剤師と綿密な関係で、タイムリーな情報を届けることもSRなど社員の重要な役割となっています。
「2017年現在」