ジスロマック
ジスロマックはファイザー製薬という会社で販売されている抗生物質です。国内でも感染者が沢山いる性病クラミジア、他にも歯周病の治療薬としても使います。ジスロマックが出てくる前は、クラミジア治療では、マクロライド系の抗生物質であるクラシッドが利用されました。ジスロマックもマクロライド系の抗生物質であり、クラシッドと比べると、短期間での治療ができ、1回の服用で7日から14日間も効果が続く特徴があります。
効果が長く続くので服用する量が少なくて良く、治療効果があるジスロマックは、細菌が原因の感染症の治療薬として最初に使われます。
アジスロマイシンは細菌のたんぱく生成を阻害し、それにより細菌の増殖を抑えます。ジスロマックでも主成分としてアジスロマイシンが配合されているので、同じ作用により感染症の原因となる細菌増殖を抑えて効果を示します。ジスロマイシンは、血中に取り込まれた後、効果が長時間にわたり持続する特徴を持ってます。
ジスロマックはクラミジア、歯周病、またマイコプラズマ肺炎など、細菌性の感染症に対し有効です。ジスロマックを服用する時は、出来るだけ同じ時間に服用し、500mgを1日1回3日続けて飲みます。服用には食前や食後などの指定はないですが、下痢や腹痛を避けるために、食後2時間~3時間ほど空けて飲むのが良いです。
アジスロマイシンのジェネリック医薬品
ジスロマックのジェネリック医薬品は、一番有名なのがアジーという薬です。通販で購入する場合、ジスロマックの3分の1程度の価格で購入できます。
ここ数年で増加しているクラミジアの感染数に比例し、ジスロマック以外にもアジーへの注目は高まっています。アジーはジスロマックと比べると安価ですので、治療費を大幅に抑えられます。ジェネリック医薬品が認知されてきたこともあり、アジーの処方を希望する人も増えています。
アジーはインドの製薬会社の医薬品
アジーは、80年以上の歴史のあるインドの製薬会社シプラにより製造されてます。インド最大の都市のムンバイに本社を置き、世界中にシェアを持つインドを代表する製薬メーカーです。
アジーはジスロマックの有効成分を使い製造されているため、開発費用を抑えることができ、先発医薬品のジスロマックに比べて値段が安くなっています。アジーは日本では未承認の医薬品のため、病院からの処方以外で手に入れるには、個人輸入を代行してくれるサイトを利用して購入する方法があります。