ジスロマックの製薬会社ファイザーとは

世界最大の製薬会社

ファイザーは、新薬の開発を行なっており、価値ある製品を開発し製造販売をしている製薬会社です。
本社はニューヨークにあり、世界の医薬品販売や開発会社の中で売上が1位を誇る世界最大の製薬メーカーです。
1849年に チャールズ・ファイザーによって創業され、長い歴史のある会社です。
積極的に企業買収を行いながら、世界トップの製薬会社へと上り詰めます。

1953年に日本の製薬会社との合併という形で進出しましたが、1983年に日本の会社は完全にファイザーの子会社となります。
日本のファイザー社は東京の渋谷区にあります。

有名な薬が多い

ファイザー社の代表的な医薬品というと、高血圧・狭心症治療薬の「ノルバスク」、HMG-CoA還元酵素阻害薬の「リピトール」、また抗生剤の「ジスロマック」にED治療薬の「バイアグラ」、さらにアルツハイマー病治療薬の「アリセプト」など、有名な薬が多数あります。

ファイザー社というと、日本でも知らない方はいないだろうと言うほど知名度が高くなりました。
ファイザー社の薬であれば、有名な会社なので、その薬も安心して使用できるでしょう。

ただ現在はファイザー社からの新薬は、1998年のバイアグラ以来登場しておらず、トルセトラピブの臨床試験も失敗し、リピトールは2011年に特許が切れており、新薬の登場が待たれます。

ファイザー社の薬として特に有名なのは、バイアグラでしょう。もともと狭心症の治療薬として開発が行なわれていましたが、服用した男性が勃起する効果があったために、ED治療薬として開発が進みます。
狭心症としては効果はあまりありませんでしたが、ED治療薬としてとても効果があり、バイアグラとして発売されます。

ジスロマックについて

ジスロマックはマクロライド系の抗生物質であり、細菌のタンパク質合成を阻害する抗菌作用があります。

ファイザー社のジスロマックは、尿道炎や子宮頸管炎、また骨盤内炎症性疾患や呼吸器感染症、皮膚感染症など多くの感染症に使われます。

あまり副作用は出ない薬ではありますが、薬を飲んでかゆみや発疹などのアレルギー症状が出たことがある人、または肝機能障害や心疾患の薬を飲んで、じんましんやむくみ、胸苦しくなる、顔面が青白くなる、冷汗や息苦しさなどがでるという方は、医師や薬剤師に相談した方が良いです。

また、希に服用後に意識障害などが表れることがあるので、車の運転や大型の加工機械を操作する事などは行なわずに、集中力を必要とする作業はしないようにしましょう。
「2017年現在」